2022年03月08日

第8回川崎郷土・市民劇『お〜い!煙突男よ 天空百三十尺の風』のご案内

現在川崎競馬場がある場所に昔富士瓦斯紡績という会社があったそうです。昭和5年、その会社に
働く女工さんたちの解雇や低賃金に反対する争議が起き解決のめどが立たない最中、百三十尺(約
40m)の煙突の上に登り6日間に渡り待遇改善を訴えた男の話です。富士瓦斯紡績には全国から女
工さんが募集され、大正時代沖縄からもたくさんの少女たちが働きに来たことが川崎に沖縄県人が
移住した由縁だと伝えられ、「川崎の沖縄県人70年の歩み」誌にも煙突男由来記が寄稿されてい
ることなどから、その時代に川崎に暮らした沖縄県人の歴史も垣間見られるかもしれません。
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posted by 絃友会 at 20:15| 日記